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●産立(うぶたて)=出産後の種々の行事 |
●産祝い(うぶいわい)=出産祝い |
●産神(うぶがみ) |
出産をつかさとり、産児・産婦を保護する神。産の血のけがれをこの神だけはいやがらない |
●産血(うぶち)=出産の時に出る血 |
●産立飯(うぶたてめし) =産血の飯(うぶちのめし) |
出産するとすぐに炊いて産神に供える飯。 |
●産声(うぶごえ) |
子どもが生まれた時にはじめてあげる声。 |
●産子(うぶこ) |
生まれたばかりの赤ちゃん。 |
●産着・産衣(うぶぎ) |
生まれた子どもに初めて着せる着物。 |
●産衣の祝(うぶきのいわい) |
赤ちゃんが初めて産衣を着るのを祝う儀式。 |
●産衣袱紗(うぶぎふくさ) |
赤ちゃんを産湯からとりあげる時に用いる白絹 |
●産毛(うぶげ) |
子どもが生まれたときから生えている毛。産髪(うぶかみ)。柔らかく薄く生えている毛。 |
●産風邪(うぶかぜ) |
生まれた赤ちゃんにおこる風邪。 |
●産女(うぶめ) |
子どもを生んで産褥(さんじょく=出産の時に産婦の用いる寝床)にある女。産婦。 |
●産餅(うぶもち) |
産後3日目の湯初めの式や床あげの日に産婦の生家から贈る餅。母乳がよくでるように。 |
●産養い(うぶやしない) |
出産後、3夜・5夜・7夜・9夜に行うお祝い。各夜ごとに祝宴を催す。親戚・知人は、衣服・調度・食物などを贈る。特に平安時代、貴族の家で盛んに行われた。 |
●産剃(うぶぞり) |
子どもが生まれて7日目に頭髪をそること。 |
●産立の祝(うぶたちのいわい) |
=お七夜。 子どもが生まれて7日目にするお祝い |
●産屋装束(うぶやそうぞく) |
産屋で着用した白装束 |
●産屋(うぶや) |
出産のために新たに建てた家。=産殿 |
●産屋立祝(うぶやだちいわい) |
産婦と子どもが産屋から離れるお祝い |
●産屋明き(うぶやあき) |
生児や産婦の忌が明けること。初めてお宮参りをする習わしがある。 |
●産土参り(うぶすなまいり) |
=お宮参り。子どもが生まれて後、男子31日目、女子33日目に初めて産土神に参拝すること。 =産土詣で(うぶすなもうで) |
●産土神(うぶすなかみ) |
生まれた土地の守り神。近年では、氏神・鎮守(ちんじゅ=その地を鎮め守る神)の神と同義。 |
●産土(うぶすな) |
ウブ(産)ス と ナ(土・地)との結合したもの。 人の生まれた土地。生地。 |
●産子(うぶこ) |
同じ産土神(うぶすながみ)を奉ずる人。氏子。 |
でんでん太鼓:縁起のよい品として、古くから赤ちゃんの誕生を祝う玩具とされ、お宮参りに持参し、お参りが済んだ後は赤ちゃんの部屋に飾っておくという習わしがあります。
犬の張子:赤ちゃんが無事に出産したことを感謝し、また子犬のように元気に育つようにとの願いが込められた縁起のよい玩具です。 |
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